第95話 26〜41kmの地獄

25kmまでの充実以降の記録です。

目次

後半序盤の走行ログ

区間タイム状況
26km9分00秒
27km11分16秒第4給水所・夢をかなえるカメ
28km9分16秒
29km9分39秒
30km10分23秒第2チェックポイント・急坂の途中
31km9分41秒
32km9分38秒
33km9分39秒
34km9分48秒
35km9分36秒
36km9分27秒
37km9分42秒
38km10分15秒
39km9分40秒
40km9分38秒
41km12分33秒第5給水所・第3チェックポイント・まーぐん市場

計画と現実

26.68km地点が4箇所目の給水所、「夢をかなえるカメ」のある場所です。この時点で合計タイムは4時間00分。計画は4時間で26kmでしたから、計画よりも早いペース。気持ちよく歩けていた前半の貯金が、ここに表れた数字でした。

ただし、身体には変化が出ていました。右股関節の痛みは15km地点で発症し、それを全身でカバーしながら歩き続けた結果、26km地点で今度は左足首に痛みが出ました。

右を庇うと左が痛む。そのような経験は過去にしてきていますから、焦ることはありませんでした。痛みが出ない位置で歩くことが対処法。痛みが出ない動きをすることで、本来の痛みが引く場合があります。知識もあった。経験もあった。自分の歩き方研究は本番で力を発揮していました。

ここまでは上々。

ここから辛い時間が始まる

数字を見れば一目瞭然で、タイムが9分30秒ペースに変わっています。要因は右股関節の痛みと登り坂。ペースが上がりませんが、前半のコツコツ積み立ててきた貯金がカバーしてくれました。

次の難関は、同じペースで歩く人の姿が見えなくなり、給水所が41kmまで無いことで、ひとり旅の様相を呈してきたことです。

マラソンや駅伝のテレビ中継で、「周りの人の応援が力になりました」と言う選手のコメントを聞きます。あれは本当です。周りのランナーさん、大会の係員、沿道の応援、それが視界から消えました。

馴染みのない道と海岸沿いの山道。同じ道を歩いているような錯覚に陥りました。1km=9分のペースでも、1km歩く間にスマートウォッチを覗き込み、経過時間と距離を確認する動作が増えました。

戦う精神を呼び戻す

リタイアは考えませんでした。ただ、ここが一番の勝負所だと自分でわかっていました。「戦う精神を呼び戻す」訓練が活きてきます(第82話参照ください)。

諦めない。勝つ。という気持ち。 8ヶ月やってきた自信。 笑ってゴールするのだと、自分と約束しました。

第3チェックポイントのまーぐん市場までの距離がわかる位置に到達した時、心に安心が広がりました。そして、その時には左足首の痛みは消えていました。

なんとか乗り越えた、地獄の15km。


次回は第96話「あと10kmが13kmに!」です。


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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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