第78話「介護予防とは」

介護予防とは、制度ではなく、予防しましょうと言う投げかけ、行動です。

なるべく完結に、結論を伝えていきたいと思います。

また、今は読む気分ではなくても良いので、振り返るきっかけになれば良いです。

40歳の誕生日を迎えた月から、給与明細に新しい項目が加わります。

「介護保険料」です。

突然始まる天引きに、「まだ先の話なのに、なぜ今から?」と感じた方も多いのではないでしょうか。

介護保険料は、社会全体で介護を支えるための仕組みです。

40歳から64歳までは健康保険料と一緒に徴収され、65歳からは年金から天引きされるようになります。

つまり、私たちは人生の後半をずっと、誰かの介護を支え、いずれは自分も支えられる側になる。

そういう前提で社会が動いているのです。

ここで考えてみてほしいのです。

介護を受ける期間は、人によって大きく違うということを。

日本人の平均寿命と健康寿命の差は、男性で約9年、女性で約12年あると言われています。

この差の期間が、介護や医療のお世話になる期間です。

9年から12年、自分らしく動けない時間が待っている。

そう聞くと、ちょっと立ち止まりたくなりませんか。

介護にかかる費用は、在宅でも月平均5万円前後、施設に入れば15万円から30万円かかることも珍しくありません。

これが10年続けば、数百万から数千万円の負担になります。

そしてお金以上に大きいのが、家族の時間と心の負担です。

パートナーや子どもたちが、自分のために仕事を辞めたり、生活を変えたりする。

本当はそんなこと、誰も望んでいないはずです。

ではどうすればいいのか。

答えはとてもシンプルです。

健康寿命を延ばせばいい。

介護を受けないようにすることはできなくても、介護を受ける「期間」を短くすることはできます。

9年を5年に、5年を2年に。

そのために今からできる、いちばん確実で、いちばんお金のかからない方法。

それが「歩くこと」です。

歩くことは、足腰を鍛え、心肺機能を維持し、認知機能の低下を防ぎます。

特別な道具もジムも要りません。

ただ毎日、自分のペースで歩く。

それだけで、未来の自分と家族を守ることができるのです。

40歳で始まる介護保険料は、「そろそろ自分の体と向き合おう」という社会からのメッセージかもしれません。

60代、70代になってから慌てるのではなく、今この瞬間から。

歩くことは、いちばん身近な介護予防です。

そして、家族へのいちばんの贈り物でもあるのです。

明日もまた、一歩から始めましょう。

次は第79話「介護保険料とは」です。


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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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