第34話 1km=8分台の歩行&ジョグ

今回も、50km完歩の実体験から深掘りします。

全行程53.7kmのうち、「1km8分台」で走った区間は22回でした。

全53kmの内訳はこちらです。

・9分台:24回(最多) ・8分台:22回 ・10分台:3回 ・12分台:2回 ・7分台:1回 ・11分台:1回

計画は「1km=9分」でしたが、8分台が予定より多くなりました。

その要因は自分でわかっています。

私の性格に「他人に良いカッコしたい」というクセがあります。長所になれば「底力」、短所になれば「余計な見栄」です。

このクセは、年齢を重ねた今でも完全には消えません。むしろ、消そうとするのではなく「自覚して付き合う」ことが大切だと思っています。クセは性格の一部。否定しても消えない。だからこそ、どこで発動させるかをコントロールするのが大人の歩き方です。

大会の結果としては良かった。頑張れました。でも大切なのは、その前の練習にありました。

ホームグラウンドで練習中、1km=9分のペースを守っていると、ランナーにどんどん抜かれます。気になります。それでも自分のペースを守る練習を積みました。大会は、自分の力を発揮する場所だと決めていたからです。

「練習で抑える、本番で出す」。これがプロアスリートの基本だと聞きます。プロでなくても、この考え方は使えます。練習で全力を出してしまう人は、本番に余力を残せません。練習はあくまで準備。本番のステージは別物です。

結果的に、8分台で稼いだ貯金が、後半9分30秒台に落ちたペースを補ってくれました。

最後に、8分台で情けなかった話をひとつ。

スタートから5km地点で、女性2名に追いつきました。挨拶して抜く瞬間、カッコつけて走りました。まだ5km。もう計画を乱していたのです。未熟でした。恥ずかしい。

でも、それも思い出です。

完璧な計画通りに進む大会なんて、そうそうありません。むしろ、こういう小さなブレや、後で笑える失敗があるからこそ、思い出として残ります。次回はもう少し冷静に通り過ぎられるはずです。これも研究です。

話を戻すと、1km=8分台は「少し走り出すペース」です。8分45秒なら歩きと走りの中間。8分00秒ならジョギングの感覚です。

ジョギングは気持ちいいですよね。ケガのリスクが下がってきたタイミングで、ぜひ取り入れてみてください。歩くだけでは味わえない風の感覚、心拍が上がっていく心地よさ、走り終えた後の爽快感。これらは長距離歩行で鍛えた脚と心肺だからこそ、安全に楽しめる景色です。

次回は第35話「1km=7分のジョグ」です。


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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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