はじめに、少しだけ専門的なお話をしますね。
難しければ読み飛ばしてOKです!
それは**「ジョイント・バイ・ジョイント理論」**という考え方。
人間の体は、
• 「よく動くべき関節(可動性)」
• 「どっしり安定させるべき関節(安定性)」
が、交互に積み重なっているという理論です。
具体的には、下から順にこんな役割分担になっています。
• 足首:動く(可動)
• 膝:動かさない(安定)
• 股関節:動く(可動)
• 腰:動かさない(安定)
• 胸(背骨):動く(可動)
ここで覚えてほしいのは、たった一つだけ。
**「膝は、安定させるための関節」**だということです。
つまり、膝は「あちこち自由に動かす場所ではない」ということですね。
意識するのは、とてもシンプル。
• 膝は「正面」に出す
• 膝を内や外にグラつかせない
動きを作る主役は、あくまで「股関節」と「足首」です。
「膝はどっしり、股関節と足首はしなやかに」。
この役割分担が、ケガを防ぐ一番の近道になります。
難しい理論は忘れて構いません。
ただ一つ、「膝は正面に出す」。
これだけ意識してみてください。この感覚は一生モノの財産になります。
補足として、股関節と足首は普段からよく動かしておきましょう。
歩く前後にブラブラと軽く動かすだけでも、膝への負担はグッと変わりますよ。
次は、第27話「股関節と足首は『動くための関節』」です。

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