第26話 膝は正面に出す

はじめに、少しだけ専門的なお話をしますね。 難しければ読み飛ばしてOKです!

それは**「ジョイント・バイ・ジョイント理論」**という考え方。

人間の体は、 • 「よく動くべき関節(可動性)」 • 「どっしり安定させるべき関節(安定性)」 が、交互に積み重なっているという理論です。

具体的には、下から順にこんな役割分担になっています。

• 足首:動く(可動) • 膝:動かさない(安定) • 股関節:動く(可動) • 腰:動かさない(安定) • 胸(背骨):動く(可動)

可動と安定が交互に並んでいる、という整理です。どれか一つの役割が崩れると、隣の関節がそれを補おうとして、本来の役割と違う動きをしてしまいます。例えば股関節が固いと、膝が左右に動いて代わりを果たそうとします。役割分担がズレることが、痛みの始まりにつながります。

ここで覚えてほしいのは、たった一つだけ。 **「膝は、安定させるための関節」**だということです。

つまり、膝は「あちこち自由に動かす場所ではない」ということですね。

膝関節は、もともと前後(曲げ伸ばし)の動きが得意で、左右の動きはあまり得意ではない構造になっています。だからこそ、左右にぐらつかせる動きが続くと、靭帯や半月板に負担が積み重なっていきます。

意識するのは、とてもシンプル。

• 膝は「正面」に出す • 膝を内や外にグラつかせない

動きを作る主役は、あくまで「股関節」と「足首」です。

歩いている時、膝が内側に入る「ニーイン」や、外側に開く「ニーアウト」になっていないか、時々チェックしてみてください。立ち止まってその場で軽く膝を曲げ、つま先と同じ方向に膝が向いているかを見るだけで分かります。

「膝はどっしり、股関節と足首はしなやかに」。 この役割分担が、ケガを防ぐ一番の近道になります。

難しい理論は忘れて構いません。 ただ一つ、「膝は正面に出す」。 これだけ意識してみてください。この感覚は一生モノの財産になります。

膝は痛めると、歩く・しゃがむ・階段を使う、といった日常動作のすべてに影響します。だからこそ、痛める前の意識が効いてきます。

補足として、股関節と足首は普段からよく動かしておきましょう。 歩く前後にブラブラと軽く動かすだけでも、膝への負担はグッと変わりますよ。

足首回し、足首の上下、股関節の前後スイング。どれも数秒で出来る動きです。準備運動として習慣にしておくと、歩き出しの一歩目から体が応えてくれます。

次は、第27話「股関節と足首は『動くための関節』」です。


Apple Watch Ultra 3(GPS + Cellularモデル)- 49mmブラックチタニウムケースとブラックオーシャンバンド

[ナイキ] エア ウィンフロー 11 AIR WINFLO 11 ゴースト/ブルーボイド/パープル FJ9509-006 27.0cm
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次