「日常のやるべきこと」を、 優先度の高い順に10個並べてみましょう。
10番が出来なくても、満足度はあまり下がりません。 でも、1番や2番が出来ないと、どうでしょうか。 満足度は下がり、生活が上手く機能しません。
つまり、 満足度は「優先順位」で決まります。
ここで一度、紙に書き出してみるのをおすすめします。頭の中で並べているつもりでも、書いてみると順位がはっきりしなかったり、似たような項目が混ざっていたりします。可視化することで、自分が何を大事にしているのかが見えてきます。
例えとして玉ねぎの皮の話。 外側の皮は、優先度が低いこと。 中心に近づくほど、優先度が高いことと考えてみましょう。 外側は多少残っても問題ありません。 でも中心の核が大事です。
外側にあるのは、なんとなく続けている習慣や、付き合いで参加している予定、惰性で見ているスマホの時間などです。中心にあるのは、健康、家族、仕事の核となる部分、自分が大切にしたい時間。皮を剥いていく作業は、自分の生活を見直す作業でもあります。
優先度の低いことを削る。 やらないと決める。 限られた時間の中で入れ替えるより、 「やめる」方が効果的です。
人は何かを「足す」のは得意ですが、「やめる」のは難しい性質があります。だからこそ、意識的に「やめる」と決める。それだけで、空いた時間の使い道が自然と変わってきます。
「テレビを15分減らす」「寝る前のスマホをやめる」「買い物の往復を歩きに変える」。小さな入れ替えで、30分は意外と作れます。完璧を目指さず、まず一つだけ手放してみるところからで十分です。
30分歩く時間は、作れます。 時間がないのではなく、 優先度の問題です。
自分の歩き方を知ることは優先順位が高いことと言えるでしょうか?
各自の感覚ですが、一生自分の脚で歩く。と考えると、40歳以上の方には 優先順位を上げていただきたいと思います。
40歳を過ぎる頃から、何もしなければ筋力や柔軟性は少しずつ落ちていきます。今の歩き方を放置すれば、20年後の歩き方はその延長線上にあります。逆に、今のうちから歩き方に意識を向けておけば、20年後の自分の脚に効いてきます。歩けるかどうかは、生活の自由度そのものに関わってきます。
だからこそ、 歩くために、削る。 一度やってみてください。
削った先に、自分の体と向き合う時間が現れます。それは満足度の中心に近い時間のはずです。
次は第24話
「股関節を使う」です。

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