第12話 走りたいと思った時が走り出すタイミング

最初に、少し不思議に思うかもしれません。

第11話は「走るな危険」。 なのに今回は「走りたいと思った時が走り出すタイミング」。

おかしいですよね。

説明します。

第11話は注意喚起です。 体がまだ出来ていませんよ、という話。

第12話は応援です。 体はまだでも、気持ちは前向き。 それはとても良いことです。

「走りたい」と思える自分。 素敵ですね。 とても前向きです。

まずは、自分を褒めてあげましょう。

そして、実際に少しだけ走ってみましょう。

ゆっくりで大丈夫です。 距離は200mくらいで十分です。 長い距離を走る必要はありません。

「走りたい」という衝動を 実際の行動にしたという事実があれば、それで良いのです。

自分の衝動を形にした。 それはとても大きな一歩です。

「まだ走ってはいけないと書いてあったからやらない」 ではなく、 やってみた事実が大切です。

体の声と、心の声。 この2つは、いつも一致するわけではありません。 心が「走りたい」と言ったのなら、その声をまず尊重する。 そのうえで、体の負担を最小限にする走り方を選ぶ。 それが大人のバランスです。

40歳を過ぎたら、 思いはできるだけ実現させましょう。

今度やろう。 次にやろう。 いつかやろう。 明日やろう。

これは、だいたいやりません。

だから、 今やる。

でも、 短くていい。 少なくていい。

走り出したあなたは素晴らしい。

200mというのは、ちょうど「走った」と言える最短距離です。 時間にすれば1分51秒。 わずか2分弱の行動が、自分自身への大きな証明になります。

「やりたいと思った」→「やった」 このループが回り始めると、人生のあらゆる場面で行動が早くなります。 歩く研究は、実は走ることだけでなく、生き方の研究でもあるのです。

そのあと、1km歩いてみましょう。

走った直後の体は、いつもと違うリズムを刻んでいます。 心拍は少し高め、呼吸も深い。 その状態で歩くと、普段は気づかない体の使い方が見えてきます。

そして測定してみてください。

タイムはどうでしたか?

走る前の歩きと、走った後の歩き。 タイムは、ほんの少しだけ違っていませんか。

このわずかな差こそが、今のあなたの体の状態です。 速くなっていれば、体が走りに反応している証拠。 遅くなっていれば、まだ走ることが負担になっている証拠。

どちらが良い悪いではありません。 今の体の状態を、自分で把握できることが大切なのです。

走りたい気持ちを大切にして、200mだけ走る。 そのあと1km歩いて、タイムを測る。 このシンプルな1セットが、今のあなたに必要な情報を全部教えてくれます。

次回は、第13話「測定記録を細かく振り返る必要なし」です。

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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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