第32話 1km12分の歩行:同じ「12分」に隠された真実

今回も、50km完歩の実体験から深掘りしてみましょう。

私が全行程の中で「1km12分台」を記録したのは、合計2回ありました。

• 15km地点(第1エイド)

水分補給、温かい豚汁でのエネルギーチャージ、そしてお手洗いでのリフレッシュ。

• 41km地点(第3エイド)

水分補給と、少し長めのひと休み。

ここで興味深い発見がありました。なぜ、食事もお手洗いも済ませていない41km地点での休憩が、盛りだくさんだった15km地点と同じ「12分台」だったのか?

その理由は、ベースとなる**「歩行そのものの速度」**の変化にありました。

• 15km地点: 1kmを約8分30秒で歩けていた

• 41km地点: 1kmを約9分30秒まで落としていた

つまり、歩行ペースそのものに1分の差が出ていたのです。41km地点では、それまでキープしていたリズムを維持するのが難しくなっていました。数値上は同じ「12分」でも、その内訳は全く別物だったのです。

この後半戦で、お手洗いに寄らずに済んだことは大きなアドバンテージになりました。

実は大会の1ヶ月前から、当日のリズムを崩さないよう、お手洗いのタイミングも含めてシミュレーションを重ねていました。

体調には個人差がありますが、私の鉄則は**「お手洗いの休憩を後回しにしないこと」**。

「まだ大丈夫」と思わずに、エイドごとにコンディションを整えておく。この小さな積み重ねが、最終的なタイムの貯金や、心にゆとりを持って歩き続ける鍵になると実感しました。

次は第33話「1km=9分の歩行」です。

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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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