図解でわかる!第12章「奄美よーりよーり編」まとめ 後編(第93話〜第100話)

第12章後編は、2026年2月1日の奄美よーりよーりラン50km本番、レース後の奄美滞在、そして100話完結までの8話です。8ヶ月のトレーニングが結実する瞬間と、その先の達成感、連載全体を貫くテーマ「いつだって今日が一番若い日」までを一気通貫でまとめます。

第93話〜第100話 完結編

第12章後編:奄美よーりよーり編(本番と結実)
奄美ブルーの輝く海
距離53.47km
タイム8時間22分
平均ペース9:23/km
消費4,250kcal
戦う精神と「8ヶ月の自信」

痛み、孤独、地獄の15km。練習したことだけが本番で武器になる。

  • 4曲のスイッチ: LOVE PHANTOMのピッチで刻み、All my treasuresで世界陸上気分へ。
  • サイヤ人理論の体現: 12月の月間320kmの仕込みが、35km以降の孤独な自分を支え抜いた。
完走、そして「今日が一番若い日」

49歳8ヶ月での到達点。1年弱で人生に鮮やかな1本の線が引かれた。

  • 奄美の余韻: 完走後の鶏飯、黒糖バニラ、そしてサウナ。強くなった自分を身体で実感する。
  • 未来への宣言: 「始めてくれてありがとう」。過去の自分を愛し、次の一歩を踏み出す力。
研究所の到達点

「やっておいたら良かった、という前に、やる事やっとき」。

  • 100話の重み: 台風欠航から始まった旅は、未来の自分への最高のギフトとして結実した。
  • 新たな出発点: 完走はゴールではなく、新しい歩き方を研究し続ける日常の始まり。
100話完結「いつだって今日が一番若い日」
目次

レース前半のカッコつけと中盤の充実

第93話は0〜9km。1km=9分計画でスタートしたものの、6km地点で2人のランナーを追い抜く際にペースを上げ、軽快な姿を見せようとする心が動いた結果、自分のペースを目の前の体裁に売り渡してしまいました。給水所で立て直し、「カッコつけた反省」という名前のついた経験を一つ得ました。第94話は10〜25km。1km=8分台で揃った数字が示すとおり、計画を体で実現できた時間帯。曇り・気温18℃という気象条件にも味方され、15km地点のあやまる岬で右股関節に「使い込みのサイン」が出たものの、全身でカバーする歩行に組み替えて充実の中盤戦を進みました。

26〜41kmの地獄と戦う精神

第95話は後半序盤。右股関節を庇った結果、26km地点で左足首に痛みが移行。庇わない位置で歩く対処法を実行し、痛みを引かせていきます。一方で、給水所が41kmまで無く、同じペースのランナーの姿が視界から消えた区間が本当の勝負所でした。リタイアは考えず、第82話で呼び戻した「戦う精神」を発動。8ヶ月の自信を抱え、笑ってゴールすると自分に約束しながら、地獄の15kmを乗り越えました。

あと10kmが13kmに

第96話はゴールまでの最終盤。エントリーは50km、前日に52.3kmと告知、当日は実測53.47km。スタートが6時00分から6時8分にずれ込んだため、用意していた予備30分は実質ゼロに。43〜45kmで8分台に戻して貯金を作り、46〜49kmのアップダウンでの9分30秒台リバウンドを織り込み、平坦区間で取り返す設計を歩きながら実行しました。ゴールタイム14時27分。歩行8時間22分14秒、平均9分23秒/km、心拍数137、消費4,250kcal。距離は伸びましたが、達成感は最高でした。

音楽4曲のスイッチ

第97話は50kmを支えた楽曲の使い分け。ラブファントムで1km=9分のピッチを頭に入れ、スタート〜26kmは頭の中で再生しながらペースとケガ予防に集中。26〜35kmは駅伝映像と紐づいたロビンソンのサビで元気を補給。35〜41kmの孤独区間は「さよならなんかは言わせない」で昔の仲間を呼び出し、41km〜ゴールはオールマイトレジャーで世界陸上気分。音楽はスイッチでした。

練習以上は出せないが、練習した事は出せる

第98話は今回のレースから掴んだ真実の言語化。ミラクルは偶然か超一流のもので、普通の私たちにとってはやってきた事が最高地点になる。1日10gの脂肪と筋肉の入れ替えで、100日で1kg、200日で4kgの変化に至る計算を提示。12月の月間走行距離320km、1日平均14.5kmの仕込みを、本番1ヶ月以上前に終えた前倒し設計が功を奏しました。「明日たまたま腹筋は割れない」というフレーズが、原則を端的に表します。

完走後の奄美時間と達成

第99話はゴール後の3日間。完走直後の奄美黒糖バニラ、賞状、カレーと黒糖焼酎、友人宅でのご馳走。翌日は名瀬へ移動し、お気に入りの店で鶏飯、サウナと屋仁川。3日目の早朝、暗闇の散歩で「前より強くなった自分」に驚き、サイヤ人と笑う場面が印象的です。1km=9分を53回積み重ねて50kmを完走した8ヶ月の研究が、ここで一区切りを迎えました。

100話完結 いつだって今日が一番若い日

第100話は連載の到達点。48歳11ヶ月で50km大会を知り、49歳3ヶ月でエントリー、49歳8ヶ月で完走。1年弱で人生に1本の線が引かれました。「いつだって今日が一番若い日」は第81話の90歳ピアノ婦人や股関節手術の話と繋がり、思い立った日に動けたなら振り返った時に後悔は残らない、という主題に結実。奄美大島への7回の旅も、最初の台風欠航から始まる失敗込みの軌跡として愛おしく語られます。「やっておいたら良かった、という前に、やる事やっとき」。第1話を始めた自分に「始めてくれてありがとう」と伝え、未来の自分のために今日も何か始めたい、という宣言で連載は静かに幕を閉じます。

8ヶ月のトレーニング、本番、奄美の余韻、そして100話完結。第12章後編は、自分の歩き方研究所の到達点であり、新しい1本の線の出発点でもあります。お読み頂いたことに感謝致します。

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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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