第69話「指先ワイドが良い」

180分(3時間)歩くようになって出てきた痛みは、足の指先でした。それまで60分や90分の練習では一度も気にならなかった部分が、距離と時間が伸びた途端に悲鳴を上げ始めたのです。最初は「気のせいかな」「少し休めば治るかな」と軽く考えていましたが、歩き終わった後に靴下を脱いで足を見ると、小指の先が真っ赤になっていて、皮も少しめくれていました。

クッションが欲しくて、もともと履いていた靴に合わせて選んだものではなかったのですが、汎用のインソールを入れてみました。短い距離で試した時はクッションがあって衝撃が和らぐ感覚があり、「これは良い」と思っていました。ところが、20kmで180分ともなると話は別で、足の小指先が痛くて歩けなくなったのです。歩くたびに「ズキッ」と刺さるような痛みが走り、ペースもどんどん落ちていきました。

原因を考えながら靴を脱いで観察すると、明らかにつま先が寄って、狭くなっているのが分かりました。インソールを入れたことで足の位置が少し上にずれ、結果的に幅も窮屈になっていたのです。

そこで長距離用のシューズを本格的に検索することにしました。レビューサイトを比較し、口コミ評価を一つひとつ確認して、最終的にナイキのつま先ワイドなシューズを購入しました。サイズもインソールを考慮して、普段より0.5cm大きく選び、いざ試してみました。

結果はかなり良くなりました。最初の10kmは「これだ」と思えるほど快適でしたが、後半にかけてやはり痛みが出ました。完全な解決には至らない。そこで追加対策として、薄手の5本指インナーソックスを履いてから、その上に通常の5本指ソックスを重ねて履いてみたのです。指同士の摩擦が減り、汗の処理も二段階になる狙いです。これでようやく、20kmは問題なく歩くことが出来ました。

シューズやソックスについては、あくまでも私の感覚、経験からの最適解なので、他の人とは違うと思います。皆さんにこのやり方が合っているとは言えません。ランニングシューズを作っているメーカーなんて、もちろん全ての要素を考慮して、研究して、販売しているわけですから、最大公約数は取っているはずです。その中でも種類が多岐に渡っているのは、足の形・歩き方・体重・ペースなど、個人差が大きいからでしょう。

自分で歩いて、合わせていくしか無いと思いますが、闇雲に購入するよりは、実店舗で店員さんと話して、試着したり、口コミを見たり、メーカーサイトを読んだりしてみましょう。情報を集めれば集めるほど、自分の足との相性が見えてきます。

心肺機能が大丈夫でも、痛みを克服しないとリタイヤする事になります。総合力、バランスは本当に大事だと実感しました。心臓も筋肉も足先も全部繋がっていて、どれか一つでも崩れるとゴールには辿り着けないのです。

結局50km完走した後は、どんなに自分に向いてつま先ワイドシューズでも、痛みは出ます。それでも競技中に痛みを抑えてくれたシューズ、ソックス、インソールには本当に感謝しています。装備があるからこそ、自分の限界をひと押し越えられるのだと思います。

次は「240分以上の歩行を楽しもう(26kmチャレンジ)」です。


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この記事を書いた人

歩き方研究員

49歳。
歩き方を研究して5年。
2026年
奄美ヨーリヨーリラン
53.47km完歩。

歩き方は才能ではありません。
研究すると必ず変わります。

このブログは
「自分の歩き方を研究する方法」を
100話で発信してます。

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